66㎡のフラットハウス

●設計事例の所在地: 
大阪市中央区
●面積(坪): 
約66㎡(20坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビングの奥に子供室が見え隠れする

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

3LDKの一般的なマンション住戸の仕上げ・間仕切壁・設備を全撤去し,
平屋建ての一戸建て住宅のような広がりのある住戸に仕上げました.

狭いながらも最大限の広がりを感じられるように,
住戸内の端から端まで視線が届く場所をいくつも用意しました.
部屋の出入口をガラス戸にしたり,間仕切りにスリットガラスを設けることで,
扉を閉じた状態でも,視線が通り抜けるようにしています.

収納や家具を壁や建具と同じように造り込むことで室内の風景をシンプルにまとめ,
豊富な収納量を確保することで,ものがあふれることで狭さが強調されることを防いでいます.
ものとして精緻に作り込まれた造りつけの本棚やカウンターなどは,
長年使用していく上での耐久性と美しさを備え,
同時に,視線を遮ったり,導いたりする効果をもたらします.

日常なかで,住戸内のさまざまな場所で,さまざまな生活の場面と場面がつながり,
狭いながらも家族一人一人が活き活きと暮らせる住まいとなっています.

その他の画像: 

手仕事を活かした素材感のある仕上げ

設計者

ユーザー ウメダタケヒロ建築設計事務所 梅田武宏 の写真
オフライン
Last seen: 6年 1ヶ月 前
登録日: 2015-05-10 18:01