擁壁|建築家の設計事例
RCの上に木造を建てる混構造 |
雛壇状に造成された住宅地に建つ、混構造の住宅です。隣地からの悪影響を受けないように1階の西側部分を鉄筋コンクリート壁とし、その他は木造の軸組みによる構造としています。 |
最初に土地を拝見した時点で、平面プラン、外観は殆んど頭の中で描かれていました。 |
丘の上に完成したとても景色の良い住宅。コンクリートの建物が御希望でしたが、傾斜地ということと地盤が擁壁上にあり構造的に難しいため基本構造は木造です。そこで道路からのファサードにコンクリート打ち放しの大壁を設けて階段擁壁と一体化を図り、木造とRC造の混構造としました。 |
高低差のある敷地に間知石擁壁を設け、その上に建てられた混構造のお宅です。敷地の状況から難しい設計となりましたが、むしろそういった難しさが楽しくもあり、完成したお宅にも印象的な形態や空間を生み出させています。 |
東海地震が想定されます。築造年数のかなり経過した前後の擁壁を考慮し住みての安全を確保するために1階部分をRCとし、安全性と経済性のバランスを取りました。 |
敷地の解放されている側は擁壁が下りていく北と西側で、南側は隣地の擁壁が2.5Mぐらい立ち上がっています。北と西側は眺望が開け、開放的なスペースを作り上げることが可能でしたが、なにぶんにも擁壁のために実際に建てられる敷地面積が小さく、2階部分にいかに大きな床を作るかがひとつのテーマでした。 |
敷地内にかなりの高低差があること。周辺環境的に湿度に悩まされる土地である事。 |
もともとは擁壁の上に建物がある敷地でした。 |
日々変わる太陽の動きに合わせて建物の位置や窓などが考えられている。控えめなデザインで展示作品がメインになるように設計している。 |
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