シンプルモダン|建築家の設計事例

家づくりを主導されたご主人は、シンプルなスタイルを好まれ、特に玄関とお風呂に演出をしてほしい、と望まれました。専業主婦の奥さんは台所を好みのカントリー調に、と望まれました。

切り妻の単純な家型をしたボリュームと、その半分のボリュームからなるこの二つの家は、中庭を挟んでひとつになっています。

お施主様と一緒に、土地探しから始めました。
利便性、予算、お子様の学校等、家族みんなの思いをかなえる土地探しに1年半の歳月をかけ、希望の土地に出会えました。
コスト、耐久性、遮熱性などのCPの高い金属サイディングを採用しています。

「旗竿敷地」という奥まった敷地に、開放的でありながら「奥行き感」が感じられるような家にしたいと思いました。建物を覆う木製のバルコニーが、建物との間にきれいな陰影空間をつくるので、それにより「奥行き感」と竿状のアプローチからの「連続感」を具現化しようとしました。

1階は親世帯で漆喰で仕上げた古民家風に仕上げています。
2階は木をふんだんに使って仕上げています。
敷地の高低差に沿うように内部も高低差を生かした設計になっています。
都心部ではあり得ないような木々に囲まれ春には桜が咲き乱れる好立地で

北側は一般に横樋などが出たりですっきりしません。一部フラット屋根にすることですっきりとしたスカイラインを強調。また、アルミのルーバーなどで見え隠れするスクリーン効果で玄関廻りを演出しました。

活発な男の子3人とご主人、何かと忙しい男4人のための仕事を、テキパキこなす奥様に使い勝手の良い住宅が求められました。

敷地内の最大の長さである対角線を活かすことで、限られた敷地のなかで大きなスケールを獲得し、広がりと豊かな景観を楽しむことができる住宅です。

大阪府吹田市に計画した新築住宅です。周辺は千里ニュータウンの緑に囲まれた郊外住宅地の一角にあります。道路側に前庭を設けることで、道路からのプライバシーを確保しながらも、「まち」に対してオープンな住まいをデザインしました。

■今迄の堅苦しいクラブハウスのイメージを払拭し、親しみ易い雰囲気の空間とする
■女性客に受け、人気が出るようなデザインとする

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