空気と景観のよい環境で老後をお過ごしになりたいとのご要望でした。景観を活かすため、お風呂から初日の出が見えるようレイアウトしたり、裏山に向かって大開口を設けるなど、外部との関係を大切に計画を進めました。
木製格子や石のランドスケープ的な処理など、従来の工場建築に無縁のものを付加することにより、意外性と柔らかな空間を生み出すことができ、期待に応えることができました。又、特殊工事の施工者手配や他者との協働行為もうまく遂行できたと思います。