犬と暮らす家|建築家の設計事例
恵まれた敷地環境を、リビング・キッチンなど、屋内のどこにいらっしゃっていても視界が遮られることなく緑を感じたいということでした。広く恵まれた環境ですが、どこからも見られる環境でもありますので、広さを感じながらプライバシーを守る家づくりを求められました。 |
高さ3mの擁壁の圧迫感を感じさせない様、建物と擁壁を一体につくり、道路からセットバックさせる事で、道路と住居部分の間にアプローチ、緑、土間といった曖昧な緩衝帯を中間領域として設けています。 |
プランは中庭を中心に居室を配した平屋です。バンを散歩に連れて行けない時など体力を余しがちな時でも中庭がドッグランとなります。また、近年の夏場の暑さは人にとっても犬にとっても過酷であり、もはや窓を開けて風鈴をぶら下げたくらいでは涼を味わうことはできません。 |
わんちゃんが自由に遊べる空間を確保するため中庭タイプを選択 |
バイク、ガレージ、薪ストーブ、タイルの貼ったキッチン、無垢の床材、タイルなど自然素材や手作りのものがお好きな御夫婦との家づくりは、久保田事務所でも普段から目指しているものです。 |
奥行きのあるバルコニーと一体になった楽しむ為の浴室。 |
インテリアが大好きなご夫婦なので、二人のセンスが生かされるようにシンプルに仕上げています。 |
ペットの安全性確保、匂いやペットトイレの問題、程よいスケールのペット居室、滑りにくい床材等 |
木造2階建 |
人間の動線と、ペットの動線を考えに間得抜き、どちらもがストレス無く快適に生活出来るようなプランニングにしました。 |
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