木組み|建築家の設計事例

三重県度会郡、大自然に抱かれる住まいと暮らし、うまく言葉に出来ない大切なものが、そこには沢山ある気がしてなりません。

地域材(三重の木)を用いた直営工事による木組み土壁の家、深い軒に守られた外壁には施主様自身で加工された焼き杉板が用いられています。

南側の広々とした庭を囲む、L型の平屋の住宅。
リビングと子供室をウッドデッキでつなぐことで、いつも家族の空気を感じることができます。

木組み・土壁の家

縦格子の断面は四角い矩形ではなく、斜めにテーパーをとって前面の先端を細くしています。

手間のかかる加工なのですが、近くで見ても繊細な格子の印象が際立ちます。

また格子は細く、そしての間隔が密なほど繊細さが出るのですが、内部がどうしても暗くなってしまいます。

北に垂れ込んだ寄株屋根の小屋裏を有効利用し、多目的な書斎と納戸を有した家。
木格子のベランダが特徴です。

古い開発団地の高い石垣を低コストで建方した計画。

木組み・土壁の家

木造2階建て 延べ面積83.64㎡(25.3坪) 吹き抜けのある開放的なお住まいです。

床下の点検や設備の更新を容易にし、且つ大断面の構造材を使用して少なくとも50年、二世代に渡って安心して住める家にしましょうということで、タイトルは「五十年家(ごじゅうねんや)」。

木組み・土壁の家

二間続きの和室、縁側、三和土の土間、そして京都で買いつけた古建具。
日本民家の風情に包まれて暮らすお家です。

本物の素材の良さを生かした伝統的な構法を用いながらも、 重々しくなりすぎない片流れ屋根のモダンなデザインのお家です。

三重県産の杉・桧を使い伝統的なシャチ引きや鼻栓・込み栓・渡り顎・追っ掛け大栓継ぎ等の仕口や継ぎ手を使い組み上げた、真壁の左官仕上げの住まいです。

構造材はもとより、 障子・家具にいたるまで地域材(三重の木)を活用し、施主様の不安を安心に変えました。

新たな感覚での“和風”の家をイメージ。

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