3階建て|建築家の設計事例

急こう配な土地の為、外観にインパクトを与えるような設計・計画をしました。

2階のLDKと3層分の吹き抜けが十文字につながる大空間となっていますが、
アーキスタジオ考案のアトリウムと空気循環システムで室内温度の安定した暖かく涼しい家です。

センターコートをコの字に挟む形で取り込み、光、風などが各室に行き渡るように計画しました。また、南側にはブリッジを設けて回遊性がある遊びココロを盛り込みました。車庫は玄関ホールに隣接させて、玄関ホールから直接出入りできるように計画しました。

施主が家具職人のため、彼の制作した家具を生かせられるような素材を選んだ。薪ストーブもオリジナルでデザインし作りました。

・本棚と階段で、本のギャラリーを提案。
・本のギャラリーと⼀体の吹き抜けで、上階からの⾃然光が、LDKに届くよう計画している。
・アーキスタジオ考案のアトリウムと空気循環システムで家中の明るさ暖かさ涼しさをコントロールしている。

崖地ということで基礎工事など予想以上に工費が懸念されました.しかし、事前の調査など綿密に行なうこととこまめな予算書の制作と説明により、実現することができました。

敷地環境が良く、高さ制限や建蔽・容積など基準の厳しい地域でした。建替えにあたり、ご家族が増えるという事で床面積の問題などこの敷地で建てられるか考えておられました。
廻りの住環境も低層の建物が多いことから、道路からは2階建てに見える様プランを工夫しています。

道路斜線制限によりあまり高い建物に出来ないため、1階を半分地下に下げることで、タテの空間を確保できるようにし、その半地下部分により生まれた段差をリビングとダイニングにも活用することで空間を柔らかく仕切っています。

診療科目の性格上、お施主様から厳しく要求されたのは建物内の清浄度です。
換気設備として0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能を持つHEPAフィルターを、手術室の扉には手を触れずに開閉できるキックスィッチの自動ドアを採用しました。

それぞれのプライバシーを確保しながらの開放感。

ページ

3階建て|建築家の設計事例 を購読