平屋|建築家の設計事例

日中やお休みの日でも、自宅に居ながらにして別荘のようにくつろげるリビングをとの御施主様からのご要望を受け、リビングに面したオープンコートを設け、道路に面した周囲を壁で囲うことにより、プライバシーを守りながら、開放感のある快適な空間を創造しました。

敷地が南北に長いので中央部に光と風を入れる必要がありましたが、低予算でしたのであまり複雑な形には出来ませんでした。
外形は単純な箱型として、中央部に階段室を兼ねた吹抜をとり、その上部に高窓を取ることによって家全体の空気の循環と光の取り入れを解決しました。

外壁に焼杉を採用 中庭を囲むL型 床・天井・外壁に地場の杉を採用 杉の地の色と墨色の二色で仕上げる 

建物南面のデッキを、プライバシー・防犯・通風の役目を果たす格子戸を設けることにより、夏の夜に窓を開けたまま寝ることを可能にしました。
また、格子の効果は日中、外からの視線を遮るだけでなく、部屋の中に安定した光を採り入れる事も可能にしています。

収穫物を大量に転がしておけるくらいの土間や洗い場、そして多くの親戚が集まれる仏間、とは言うものの使い勝手に応じて仕切り方で変化させられる間取り。

見晴らしの良い敷地に建つ住宅です.
北側に緑あふれる公園を背負い,南には斜面越しに遠く街並を楽しめる敷地を選択された施主に対して,どの様な計画がふさわしいか悩んだプランです.

閑静な住宅街の一角に建つ4人家族のためのコンパクトな住まいです。
クライアントのライフスタイルがあまりにも個性的なので、それに負けないくらいに力強く大地に根付く家を考えました。

オーソドックスなフォルムでありながら、空間のボリュームに変化をつけたり、
木製サッシでデッキや庭と広間を繋げたりと、日常生活では味わえない空間体験が
できるように仕掛けています。

1階は親世帯で漆喰で仕上げた古民家風に仕上げています。
2階は木をふんだんに使って仕上げています。
敷地の高低差に沿うように内部も高低差を生かした設計になっています。
都心部ではあり得ないような木々に囲まれ春には桜が咲き乱れる好立地で

お施主さんの要望でもあった「無機質な印象の家」を叶えるために、極力、外部に直接的な開口を減らしつつも、光あふれる建物を目指しました。外壁についても、左官仕上げによってマットな印象を与える工夫をしています。内部はプライベート感を保ちながら広がりある空間を確保しているそんな清潔感あふれる住宅です。

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