中庭|建築家の設計事例

この敷地の難点は接する道路の交通量の多さ。そこで道路側は格子や塀で囲み開口も控えめに、反面隣地側は中庭や緑化テラスを緩衝帯として大きく開放して明るく広々とした空間としました。

オーナーは既に何棟かアパートを持っているため「入居率の下がらない魅力的な賃貸集合住宅を」とのご要望.敷地の3方向に開けた眺望を最大限活かす中庭アプローチの四葉のクローバーのようなプランを提案し快諾.住まい手の視点でデベさんとプランニングからディテール・外構まで打合せし,自然素材も多用しました.

5つの坪庭を持つ住宅
住宅密集地にあり、平面を凹凸にして、坪庭を作ることによって、通風と採光を確保した住宅

この住宅は、これから老後を迎えるご夫婦二人のための住まいです。
場所は福島県いわき市の中心地に位置しており、近くには幹線道路が通っています。

奥様が喘息に苦しんでおられたので、幹線道路への抜け道になっている前面道路に対して開口部を制限して排気ガスや粉塵から室内環境を守り、また敷地境界線ギリギリに建っているアパート越しに暖かい日差しを採り込み、通風を得られるように、中庭を囲むようなプランを考えました。

五月が丘の家(大阪府吹田市)

この家は,既存の地下ガレージの上に建てた木造二階建てですが,
構造は混構造となります.

街路に面した杉の柱の格子で中庭は囲われて落ち着いたスペース.

隣に14階建てマンション建設が決まっていたので…それを感じさせないプラン
2階にリビング等のメインスペースを持ってくることで光をたっぷり取り込んだ
室内は全てコルクの床、木の壁・天井でまとめ気持ち良い空間を考えた
ホームエレベーター、床暖房を設置

日本を代表するサッシメーカーの工場建築です。ここで見ていただきたいことは、建物のファサードに大規模に設けたランダムサッシと、わずかな色違いのパネルで繊細な日本的表現を実現したシャープな黒い外観です。

迫力ある建築を表現しようと屋根を天にむけてそそり上げた!
外壁にはノーメンテナンス性の高いガルバリウム鋼板を使った

本計画は平成22年度 神奈川建築コンクール住宅部門優秀賞を受賞いたしました。

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