ナチュラル|建築家の設計事例

既存時の記憶…玄関、和室の位置、西日で障子に映える梅の木の影等を踏襲しながら、単なる通行の為だけの『廊下』と全く無くすことで、居室の面積を拡げるプランとしました。(⇒居室のレンタブル比を高めました。)

奇を衒わないシンプルな家にすることを心掛けた。
また、ご実家とのかかわりも配慮。
建設は2013年だが、断熱は現在の基準でheat20に準ずる断熱性能を有している。

施主との最初の打合せでの言葉が印象的であった。「庭を中の空間のように感じたい」敷地は良好な住環境ではあったが周囲に参照すべき景観はなく、コートハウスを提案したのは自然な流れだった。ただ、その良好な住環境ゆえに完全に閉じた外観は周囲に与える影響が大きく少なからず抵抗はあった。

◇「自然×住宅」を創るにあたり、地域で活動している「和紙工房・家具工房・ガラス工房」の方々とコラボし、[魅力的な住まい]ができました。
◇「地域の素材や地域の技術」を発掘し、そのエッセンスを盛り込んだ、[かけがえのない楽しい住まいづくり]ができました。

二世帯のほど良い関係を保つためのプランニングを工夫しています。
1階は玄関を分けた完全分離で、中庭で緩やかに接しており2階でつながっています。
2階には共有のゲストルームがあります。

「町の中に山を作ろう!」
敷地が狭く、園庭が十分に取れない状況で、事業主と話を進めていく中で生まれたコンセプトです。
園庭を立体化、山でつなぎ、1階から屋上まで連続させています。

デザイン性のある自然素材住宅を、極力安価で手に入れたいという要望だった。希望をかなえるために、弊社がまとめ役になり施工業者を分離発注して、工事費をおさえた。

建ぺい率を目一杯使い切り、2階賃貸住居を1フロアで4室確保
ピロティ貫通廊下などを用いて法規制もクリアした。
このことにより、店舗、賃貸住居、オーナー住居がそれぞれ別のエントランスを持ち、
複合ビルでありながら動線の交錯がない建物とした

[ ロケーション ]都内有数の閑静な住宅街。旗状敷地で法規制の厳しいエリア。子世帯4人、親+祖母世帯3人の家族が暮らす家。

[ 敷地面積 ]215㎡

[ 作品解説 ]世帯をツナゲル装置によって、世帯がツナガル2世帯住宅。

築100年からなる古民家の再生プロジェクトです。古さと新しさが調和したデザインを目指しました。

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