鉄骨造|建築家の設計事例

名古屋市内に建つ、狭小二世帯の3階建て住宅。お客様のご要望をかなえるべく、法規制の限界まで空間を確保した。また西側道路で接道幅が狭く、南側が隣地のため南からの採光が得られにくい悪条件を克服した住まいとなっている。

この施設は、待機児童解消のために増床された保育園の幼児棟である。単なる増築計画ではなく、老朽化した既存保育園の将来像を示唆する計画でもある。面積確保のためだけの増床では、子どもの保育を見据えたものにはならない。

160名の園児が自然とともに楽しく遊べ、同時に全ての保護者や保育士が安心できるよう、大人の目が互いに届く中庭型、かつ子どもが緑を巡り行き止まりなく走り回れる立体回遊動線とし、それらを外からは堅牢な壁で覆う“中は楽しさを強さで守る構成”を提案。

この家は、格子を繰り返し使うことで、壁や戸に深みのある表情を出したり、シアタールームでの適度な音響効果を狙ったり、格子を多用しています。

狭さを感じるのは視線が伸びないため。視線を伸ばすには横だけでなく斜めにも。ジグザグのスキップフロアーなら視線もジグザグになりこれを解決してくれます。

一般的な3階建てのビルを当初施主はイメージしていたが、周辺環境を考慮し勾配屋根の2階建てを提案。
食料品を扱う企業のため、外観は清潔感が出るよう配慮している。

高台に土地があるおかげでリビングには光がサンサンと入り家族の集まる中心地になっています。食事、くつろぎの時間を通して家族の会話を楽しんでいます。特別な材料は使わない自然の材料でシンプルにまとめた明るい内装になっています。

母世帯、子供(兄)世帯、子供(弟)世帯の計10人が生活する3世帯住宅です。
1階は母世帯で、2階3階は、西側が兄世帯、東側が弟世帯です。
建物の中心には中庭があり、その中庭を中心に兄弟2世帯の階段が点対称に配置されています。

鉄骨造の2階建ての中古住宅のリノベーションの計画。壁や天井の張り替えや、表面の仕上げをやり直すようなリノベーション従来の足すデザインではなく、減らして行く事によってこの建物が本来持っているダイナミックな空間を現出させた。

それぞれ別々に建っていた堂宇を、境内を広げるために立体的に積み重ねた
しかし寺院の伽藍の構成と同様、各堂宇は外回廊を巡る構成とし、建物内部ではつながっていない
回廊は念仏回廊と名付け、極楽浄土が垣間見える空中庭園とした

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